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ケニア音楽情報…センゲーニャとは?

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ケニア音楽情報…センゲーニャとは?

ケニア音楽情報…センゲーニャとは?

今回アイセル21でおこなう「ウペポアフリカの風」 スライドトークとケニア音楽ライヴ。
アフリカ音楽というとジャンベに代表される西アフリカの音楽は聞いたことあるけど、東アフリカってどんなのなの??
って疑問符あると思います。
実際、日本で東の音楽を聞く機会ってめったにないと思う。
そこで今日は、今回行われるケニア音楽…ゼンゲーニャについてのウンチクです。
ちょっと長いですが民族音楽に興味ある人は詠んでみてね。
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センゲーニャSengenyaとは・・・・
ケニアの海岸地方に住むバントゥー諸語族系の農耕民、ミジケンダ・グループに属するドゥルマ民族の伝統音楽の一形態。
打楽器・笛・歌・踊りの複雑なアンサンブル。打楽器のアンサンブルは、高音系の2つの両面太鼓(チャプオChapuo)と金物楽器(ウパツUpatsu)で複雑なポリリズムを叩き出し、それを土台として、中低音系の4つの太鼓(ンゴマ・ンネNgoma nne)が飛び跳ねるように自由に叩かれる。
その様子が会話をしているようなのでセンゲーニャ(Sengenyaスワヒリ語で“うわさ話”の意)と呼ばれる。
それに加えて、チャルメラのようなリード楽器(ズマリNzumari)や、竹でできた横笛(チボティChivoti)、オリックスの角笛(グンダGunda)
などが大勢の歌と踊りに絡みつくように吹かれる。
男たちは右足の膝から足首まで巻きつけたたくさんのベル(ジュガNjuga)を踏み鳴らしながら激しく踊る。
これは、ドゥルマ民族の特定クラン(氏族)において、日常生活の中で特別な意味合いを持って演奏されるもので、例えば、葬式、慰霊祭などにおいて、村人たちが一堂に会し、共に太鼓を叩き歌い踊るものである。
「一緒に歩く」「丘を登る」「頂点に達する」という段階を踏みながら意識を高揚させつつ、後半部分で5拍子から3拍子に突然のリズム転換をし、トランスに導いていく高度な音楽である。
センゲーニャSengenyaは1930年代頃に生まれたンゴマの形態で、Tuikituiというンゴマを元に発展した。
その当時は、Chapuoという高音の両面太鼓と、Ndondaという低音の太鼓が使われていた。Chapuoは二人一組で対になって叩かれ、Ndondaはナイフの柄(又は石)を使った特殊な方法で叩かれていた。
現在のSengenyaは、Ndondaに変わってNgoma nne(4つの太鼓の意)と呼ばれる中低音の太鼓が使われている。
Ngoma nneは主にMwatela Nyamawi Massaiという一人のMabeja(Durumaの父系クランの一つ)のSogola(太鼓の叩き手)によって生み出された奏法である。
彼は少年時代、マリンバの演奏を得意としていた。又、彼の父Mzee Massai(2004,11,30逝去)はSengenyaの創始者の一人であり、その兄弟(Mwatelaの伯父)のMzee NyamawiはMserego(Sengenyaの形態のひとつ)の産みの親である。
こうして彼はSengenyaの中に生まれ、Sengenyaの中で育ってわけである。
Sengenya、そしてマリンバに親しんだ彼の中で、どのような化学反応が起こったのか、、、彼はマリンバの調律された木片を、ある日太鼓に置き換えて考えるようになったのである。
そして一つ、又一つと太鼓の数を増やしていき、現在のNgoma nne(4つの太鼓)に定着した。彼はマリンバをもとにしてNgomanneの数々の奏法を生み出していった。
彼の左手はChapuoのリズムを叩き、右手はNgoma nneのリズムを叩く。彼の頭の中では、ChapuoとNgomanne(右手と左手)は、一体となって聞こえている。
これが実際のSengenyaが演奏されるとき、独特のメロディとグルーヴを生み出すのだ。もちろん、これらが5拍子という特殊なリズムで演奏されるという事も忘れてはならない。
DurumaにはSengenyaのほかにもGomaやZandaleなど多種多様なNgomaの形態があり、これらの多くは現在Sengenyaに近い形態(Chapuo2人とNgoma nne, ZandaleにおいてはNgomasita, Ngoma mingiとも言われる)で演奏されている。
また、MalimbaやNdundikoなどは、Nyamuwezi(タンザニアの一民族)から伝わったNgomaの形態で、Durumaや Digoの、特に若い世代の間で親しまれている。
Sengenyaはこれらを柔軟に取り入れ、影響しあいながら現在も進化しつづけている。Sengenyaは、主に3つの段階に分けることができる。
まず始めに演奏されるのは、Yandaro またはYakwanzaで、この2つが続けて行われることもよくある。この始めの段階には、「みんなで一つになって山を登っていく」という意味があり、これは第2段階のMserego「山の頂上」をめざしている。
この2つの段階、(Yandaro,Yakwanzaそして Mserego)は、5拍子という特殊なリズム形態で演奏され、男女が向かい合って列を作り、始めの段階では長い道のりをみんなで歩くように踊られる。
向かい合った男女の列の中央には、2~3人の男達が、歌をリードしながら周りの踊り手たちを引っ張っていく。
男達のほとんどはジュガ(Njuga)というベルを大量に(15個~25個ぐらい)右足の膝から下に縛りつけ、規則的に踏み鳴らしながら踊る。このジュガの音が、複雑な太鼓のアンサンブルの中でガイドラインの役割を果たしていく。
踊り手達は、個々それぞれ異性の前に踊りながら進み出て行き、男女で向かい合って激しく踊る。こうして徐々に興奮が高まってくると、Nzumari(チャルメラのようなリード楽器)やChivoti(横笛)が歌に絡みつくように鳴り響き、「山の頂上」を目指してさらに登っていく。

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