★タイ北部式マッサージ短期講座
(ヌアボラーンを通じてボディワークのエッセンスを学ぶ)は第二回まで終了しました。
当初の予定では、30分ほどの「家庭でできるようなタイマッサージの基本」をお伝えするつもりだったのですが、参加される方の顔ぶれが。。。。。でしたので、急遽3回掛けてボディワークのディープな部分を解明する、アドバンスコースでお伝えするつもりだった内容に変更しました。
第一回目では、セラピスト自身のカラダの使い方がメイン。
何でかって言うとマッサージ師って本当に体を壊す人が多いのです。
伝え聞いた話ですが、某有名指圧師さんの2代目は、親指を酷使するために歯を食いしばりすぎて、もう歯が磨り減ってしまったそう。。
無心に相手に没頭してワークするという心構え自体は決して間違ってはいません。
ただ、僕らは3次元に肉体を持っている。(良かれ悪しかれこれが事実)
そしてマインドの状態はどうしても肉体に左右されてしまうことは否めません。
また、手を通して伝わることは、物理的な圧力のみではないと思うのです。
人と人が相対するのだから、そこには必ず共鳴がある。
自分が整った状態をキープしながら相手に触れることと、無意識でも自分のカラダが悲鳴を上げているような状態で相手に触れること。
共鳴の次元を含め、やはり大きな違いがあるはずです。
その伝わるものは、マインド的な要素も大きいのですが、それは3回目の講座に譲ることとして、第一回目は純粋に肉体的な視野からの解釈に留めました。
腕の力に頼るのではなく、ハラからの力を手に伝える方法。自分のバランスを意識しながら施術する方法、
そのために自分の中心の一つ。「骨盤」を意識し、いかに自由にコントロールしていくかをテーマにしたエクササイズ中心に行ないました。
「ボディワーク=相手に意識を向ける」と捉えがちですが、その「相手に向ける意識」の質を高めることが、実は最も重要なこと。
こういった内的意識を育てる作業はヨガクラスのなかでしつこいほど口にしています。
ヨガアーサナのように純粋に自分のみに意識を向け、平静を保つのは、比較的やり安くはあります。。
でも相手が存在する場合には、けっこう高度です。
共鳴しすぎれば自分を見失う (よく言われる「邪気を受ける」という問題。) し、「自分をキープすることだけ」では共鳴がゼロでワークとして失格になる。
ボディワークとは、セラピストにとっては、自分の普段の人間関係のスタンスがモロに表現されてしまう世界です。
隠し事が難しいし、自分の見たくない部分まで見えてしまうことも多々ある。(もちろん見せてしまうことも。)
内観、自己観察の行を他者を通じて行なわせていただいているようなものです。
だからこそ最低限の礼儀として己の気息を整えておく必要があります。
それを「行」として楽しめる人は向いていると思うし、楽しめない人こそ、「行」として人生経験に必要です。(笑)
第二回目は、ヨガアーサナとタイマッサージのストレッチの比較。各椎骨(腰椎)の運動特性と、それに弾力を持たせるためのエクササイズを、「自力と他力」に分けて行なうことがメインでした。
残る、第三回目は、手当て等、ヒーリング的な要素からのタイ式マッサージの解釈をお伝えする予定です。(このテーマは自分的にはちょっと荷が重いけどなー。たぶんやります。)
第三回目については、また受講枠がありますので、興味のある方はお問合せください。
http://viharati.web.fc2.com/event.html
日程 12月22日(土) 11:30~14:30(第3回)
料金 単発での参加は3500円
場所 ヴィハラーティ・谷田教室
持ち物 動きやすい服装 筆記用具
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