タイ古式マッサージ習得講座 応用編(全12回)
第1回 10月20日(日)14:00~17:30
第2回 11月17日(日)14:00~17:30
今週から月に1~2回のペースで日曜日14:00~17:30に「タイ古式マッサージ習得講座 応用コース」がスタートします。
講座の映像はコチラ↓
http://www.youtube.com/watch?v=iwo6VXEqyXE
コースでは「意識のチカラ」を高めることが、自然に「タイ式の極意」をマスターすることに。 その極意が「セラピスト力」つまり「人間力」をアップさせることに通じていくことができるようにカリキュラムを 「タイ古式マッサージの実技講座」 「セラピスト力UP講座」 の二部に編成しています。
応用コースでは、マッサージに幅を持たせるための、肘、膝等を使ったテクニックから、 様々なストレッチのバリエーション、施術効果をあげるための アイソメトリック・テクニック、クライアントのカラダの声を聞くための 診断法、ヘッドマッサージや内臓マッサージなど、 私が施術に用いる技術を全てお伝えします。
第1回目、2回目のテーマは以下のとおりです。
◇セラピスト力UP講座・ヨーガから見つけるタイ古式マッサージのヒント① ②
アーサナのカテゴライズを応用する。 ヨーガのアーサナ練習は、タイ古式のストレッチ制度を高めるのにとても役立つことは基礎コースでもお伝えしました。 今回は、それらアーサナをいくつかのグループ系統に分けて理解してみましょう。
ヨーガのアーサナは筋肉の柔軟性を高めていくことのほかに、神経、内臓、内分泌に対してそれぞれに独自の働きかけをします。
こうした系統の知識を身につけておくことで、施術における「狙いどころ」を選択しやすくなります。
レシーバーの心身の偏りの状態が大きい場合、相手相手に合わせた施術の組み立てプランを構成できるようになることは、 セラピストにとって重要です。
「何に効くのか?」「どこに響きが出るのか?」また、どの「センと対応するのか?」などをざっと抑えておけば、施術の中で全身のバランスをとるための組み立てが作りやすいのです。 また、臨床経験を十分に重ねていけば、そいうった知識に頼らずとも「直感的」にマッサージに組み入れるアーサナを選択できようになります。
◇タイ古式マッサージ講座・ストレッチ・バリエーション① ②
別名「二人で行うヨーガ」という名の通り、タイ古式マッサージには、ヨーガのアーサナからヒントを得たような多くのストレッチの技法が存在しています。 確かにその技法のスタイルを静止画像で見る限り、ハタヨーガで行われているアーサナによく似ています。
一般的にストレッチとは、筋肉の柔軟性を高め、関節部分の稼動域を拡げ、血行を改善するといったアプローチであることに対し、 アーサナとは「行なう時の意識の平静さや密度」を重要視するものであり、意識を体内に自由に巡らせる「意識の訓練」です。
したがって外部からの観察ではアーサナもストレッチをも同じように見えますが、実は内側で起こって理う働きは大きく違うものなのです。
アクロバットのように見えるヨーガのアーサナでも、行う本人が全身にくまなく意識を巡らせて、自分自身の肉体と対話しながら行う限り、 一見無理が掛かっているように見えても肉体を損傷するということはまずありません。
初心者でないヨーガ実習者が練習中に怪我をするというケースは、よぽどの不注意や意識の散漫さという自己責任においてのものです。
しかし、タイ式の場合、セッションの最中レシーバーは半眠半覚醒状態、または熟睡している中で行うことも多く、 負荷の加減はセラピスト側に一任されています。
レシーバーが受動的集中状態であるときに、セラピストの援助を介在させることで、効果が深く入っていくことは確かです。 また「ストレッチとして行うか?アーサナとして行うか?」セラピスト自身の意識も持ち方一つで、同じように見えるテクニックの深さは全く変わってきます。
ベテランのタイ式セラピストに、ストレッチをかけてもらうと、個人のアーサナ練習でなかなか到達できないハードルを超えられた実感を得ることもしばしばです。
反面、リラックス状態ではレシーバーの防御が緩んでいるため、危険も伴うということは理解して施術を行う必要もあるのです。
受講費:全12回 55000円
(基礎コース修了者45000円 応用コース再受講 各回3000円 基礎コース受講者の単発受講4000円 )
※基礎コースを受けていない方でも現役セラピストの方は応用コースのみ単発受講も可能です。各回5000円
お問い合わせ・予約はarkatree@gmail.com 大原(090-1262-5467)までどうぞ